夏の食材に秘めたパワー

遠隔気功施術院 惠祥(けいしょう)清原さち子です。

このホームページ、ブログは手術もできない、薬も効かず苦しんでおられる方のために開設しております。

忙しい日や、暑い日が続くときに食べたい「精のつく食べ物」
みなさんはどのようなものを思い浮かべますか?

やはりこの時期は土用の丑の日の「うなぎ」でしょうか。
焼肉やにんにくのメニューを思い浮かべた方も多いのでは。

しかしこう暑い日が続くと、精のつくものが食べたいけど食欲が出ない、なんてこともありますよね。

そんな時にお勧めなのが、今旬のキュウリやスイカです。
キュウリやスイカで精がつくなんて、意外ですよね。

秘密はキュウリやスイカに含まれる「シトルリン」というアミノ酸。

疲れの主な原因はアンモニアと乳酸の蓄積だといわれています。
アンモニアや乳酸は運動するためのエネルギーを作るときに作られる物質。

シトルリンは肝臓で疲労物質であるアンモニアを尿素に分解し、体外に排出するため、疲労回復につながり元気に過ごせるというわけです。

このシトルリン、疲労回復以外にも、様々な健康効果が期待できるのです。

・末梢静脈に対する血管拡張力で血行を拡大し冷え性の軽減に役立つ。
・血行が良くなると、蓄積された水分や不要な粒子が排出されやすくなり、むくみの解消につながる。
・肌の美しさを保つ働きがあるといわれており紫外線から肌を守ったり、肌の弾力や潤いを保つ効果も期待できる。
・成長ホルモンの分泌を促進し筋力を高める。

などなど嬉しい健康効果盛りだくさん。

キュウリやスイカ以外にもメロンやヘチマ、ゴーヤ、ニンニクにもシトルリンが含まれているそう。
特にスイカの皮の白い部分には、赤い果肉の2倍もの量のシトルリンが含まれています。

白いところなんて食べられない?
実はスイカの皮はおいしいお漬物になるのです。
簡単なのでレシピをご紹介します。

①スイカの皮200グラム程度をきれいに洗い、硬い緑の皮をむく。
②食べやすい大きさ※1にカットし塩もみする。塩の分量はスイカの皮の2%程度です。
③酢大さじ3、醤油大さじ3、砂糖大さじ2、ごま油小さじ1、白いりごま小さじ1、お好みで鷹の爪を入れ味付けをします。冷蔵庫で2~3時間。
おいしい中華風のお漬物の完成です!

みずみずしく食感もぱりぱりと食べやすいうえにおいしく、これがスイカの皮?と驚かれることでしょう。

※1大きさは薄切りや、千切り、または1×3程度の大きさがおすすめ。お好きな食感を見つけてくださいね。
※2味付けはだしの素や、酢醤油のみ、ニンニク入りなどもおすすめ。

旬の野菜や果物で、厳しい残暑を乗り切りましょう。